病院と調剤薬局の共存共栄と効率性

先日、早朝に街中をランしていて、ふと、病院と調剤薬局が隣接しているのが、目に止まりました。
今はかなり小規模な個人病院でも近くに調剤薬局があって、診療した後、調剤薬局に行って、薬を貰うのが一般的になりました。
 しかし、小さな個人病院にも、それぞれ一つずつ調剤薬局が付属するような形になっているのは、国民経済的に見て如何なのでしょうか。
我々患者側としては、病院内で薬をもらうことができて、清算も一括でできる方が手間がかかりませんし、病院から一度外に出てわざわざ調剤薬局に行かなければならないのは、なんとも不合理です。
 また、病院や薬局側から見ても、密接度の高い両者にわざわざ別の敷地と建物を構えるのは、相当な経費増加に繋がっていると考えられます。
 この経費は健康保険料の浪費に繋がっているような気がします。
この枠組みは病院側にも患者側にも恩恵がないように思います。誰も幸せを感じることがない枠組みはありえないと思いますので、誰かが利益を得ているのでしょう。
しかし、誰が利益を得ているにせよ、この病院と調剤薬局分離のシステムは不合理には違いありません。
 税と社会保障の一体改革(一体改悪かもしれませんが…)の中で是非議論して、高齢者を含めた全体医療費の低減を目指していただきたいものです。

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