道後温泉と松山城

先日、所用のため伊予国松山に宿泊しました。
一泊二日の短い滞在でしたが、道後温泉をまあまあ堪能できました。
もともと両親が松山出身であったこともあり、子供の頃は親に連れられて、道後温泉に入りに来ていました。
今回は、道後温泉の老舗「大和屋本館」に宿泊。
17時過ぎ、大和屋本館内にある能舞台を見学。なかなか、能舞台に上がることはないので、勉強になりました。
19時頃、夕食を後回しにして大和屋本館にある内湯に入浴。丁度、夕食時だったためか、入浴者は2〜3人と非常に少なく、ほぼ貸し切りのような状態。
男風呂は室内に二つの浴槽と露天風呂もあり!
女風呂には一人だけが入る大きな鉢の浴槽もあったとのこと。また、女性専用のマッサージもあり、特に女性客をターゲットにしてサービスを展開している模様。
やはり、財布を握る女性を集めるのがキーポイントか?
翌朝は道後温泉本館へ(^^)/
本館の上にある振鷺閣では朝六時の開館時と、正午十二時、暮れ六時の一日三回、刻を告げる太鼓が打たれます。冬の澄んだ青空に響き渡る昔ながらの情緒溢れる風景です。
道後温泉本館には、大衆浴場の神の湯と高級感のある霊の湯があります。
 神の湯は入るだけなら大人400円、本館二階の大広間にある休憩室を利用するなら800円。
 霊の湯は二階大広間の休憩室利用で大人1200円、三階の個室利用なら大人1500円。
 折角観光に来たならば、二階の大広間休憩室以上をお奨めします。余裕があるならば、三階の個室が風情があって
さらにお奨め(^^)d二階の大広間はお煎餅と煎茶のサービスつき、三階の個室だと坊っちゃん団子と煎茶がサービスされます。
 今回、拙者は霊の湯で二階大広間を利用。案内されると、籠と座布団が並んでいてその一角に案内されます。ここで浴衣とタオルをもらい、いざ、浴室へ。
 10時くらいに道後温泉本館に入りましたが、こちらも時間が中途半端なせいか、拙者達以外には2-3人しか入浴客はいませんでした。
 この道後温泉本館霊の湯、拙者の過去の経験では、とてもお湯が熱く、ゆっくり長風呂できるようなものではなかったのですが、この日はなぜかぬるめになっていて、ゆったりと入ることができました。
 ちなみに霊の湯は浴槽が結構深いのが特徴で、普通の浴槽のように底にお尻をつけて座ることはできません。中腰でういたような感じになって湯船に浸かります。
 浴室に入ったり、出たりしながら、30分以上まったりしていました。
 温泉に備え付けてあるミカンの石鹸がよい香りでした。
 お風呂を出れば、大広間に戻って煎茶です。
 そのあと又新殿という皇室専用のお部屋を見学(^.^)
 霊の湯入浴にはこの又新殿の見学がセットになっています。立って入る堀込の浴槽があり、昔はポンプ等を使わずに自然の水圧で堀込の浴槽にお湯がたまっていたそうです。周辺の旅館が温泉を汲み上げるようになってから、こ
の浴槽にはお湯がたまらなくなったようです。
 あと本館の横に、少彦名命が道後温泉に入って病が直って、喜んで踊ったという玉の石が残っています。大国主命が病気の少彦名命を連れてきたそうです。
 この伝説にちなんだ絵が可愛らしく、楽しそうです。
 ともあれ、道後温泉。
 情緒溢れるよい温泉です(^o^)/

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