Python, GeoPandasで国土地理院のDEMデータを読み込んで、図化してみる
Thema: Download the Digital Elevation Model(DEM) data from GSI(Geospatial Information Authority )in Japan (Python and GeoPandas) GIS(Geographic Information System)の学習の一環として、国土地理院(GSI)のWeb SiteからDEM(Digital Elevation Model)をDownloadして、mutplotlibでPlotするCodeを作成してみました。 DEMの活用はGIS習得のうえでBaseになる技術だと考えています。 DEMは国土地理院(GSI)の電子国土Webのデータを利用させていただきます。国土地理院の電子国土Webデータの紹介はこちらです。 https://maps.gsi.go.jp/help/intro/ (国土地理院Webページ) 国土地理院の電子国土Webデータは国土地理院タイルという形式で整理されています。わたしの解釈では、ZoomLevelという概念を使って地球地図全体を正方形の複数個(Zoom×Zoom)のタイルで分割し、1つ1つのTileを256×256のMeshに分割して、そのMeshごとにElevationValueを格納しているという感じです。国土地理院タイルの説明はこちらです。 https://maps.gsi.go.jp/development/siyou.html (国土地理院Webページ) 国土地理院の電子国土Webを使って四国周辺の国土地理院標準地図を表示すると以下のような表示になります。これは「設定」で「タイル座標の表示」をonにSetUpした表示です。 地図内が赤い線で区切られているのが地理院タイルであり、「9/444/204」などの表示が地理院タイルのZoomLevelとTileCoordinateを表現しています。ちなみに、一番最初の数値(ここでは「9」)はZoomLevel、二番目の数値(ここでは「444」)はEast-West方向のTileCoordinate、三番目の数値(ここでは「204」)はSouth-West方向のTileCoordinateを表しています。 ZoomLevelが「1」ならば、地球全体を1つのタイルで、すなわち、2...