紅葉の雲辺寺歩き遍路道を登山。片道2時間弱のけっこう本格的な登山でした。四国遍路のお寺にはケーブルカーやロープウェイを併設している寺院がいくつかありますが、歩き遍路は相当大変だなぁと、改めて思いました。
一方で、雲辺寺山はもう少し登山をアピールしてもよいように思いました。
ロープウェイ山麓駅の少し奥にある登山道の起点です。アドレナリンが湧いてくる感じがします。奥の樹が少し色づいています。
歩き遍路の皆様向けに所々に小さな表示があります。登山者としては何合目とか、あと何kmといった表示があれば嬉しいのですが、登山という意味での配慮は少な目です。もっと登山者にアピールしてもよいかも。こんな感じの登山道が続きます。
杉木立の間を粛々と歩いていきます。
結構、掘り込みの小径が散見されます。お遍路さん達の足裏が地面を削り取ったように見えます。
頭上には小さな紅葉。
またまた杉木立。
頂上が近付いています。登山道に厚く落ち葉が積もっています。1,000メートル弱ではありますが、気温はぐっと下がるので、歩いていてもかなり寒くなります。広葉樹は幹と枝だけになっています。
ここにもお遍路さん向けの看板がありました。
雲辺寺の周囲の景色です。凄い数の高僧らしき石像が整然と並んでいます。これだけでも一見の価値があるように思います。
雲辺寺の近くにあるなごりもみじと命名された美しい紅葉です。息を飲むような美しい紅葉でございます。
マニ車。
雲辺寺の山頂にはスキー場があったのですが、採算が取れなかったのか、ある時に店仕舞いしました。いま、ゲレンデの頂上付近には大空のブランコや撮影スポットが用意されています。
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