清盛所縁の意外な場所≒讃岐國仏生山の平池とちぎり神社

讃岐國高松の南方、讃岐山脈から扇状地が始まるあたりに仏生山という町がございます。以前、拙者のブログでご紹介した「法然寺」がある町です。
初めてランコースに設定しました。そこにちぎり神社というお社があり、そこの由緒をみると、平清盛が出てきました。
ちぎり神社は前述の平池に隣接する小さな丘陵の頂に鎮座しており、平池と不離の関係にあるようです。
平池には平安末期を舞台にした「いわざらこざら伝説」というものがございます。
平池は大雨の度に堤防が決壊し、平清盛の命で京から派遣されていた責任者は頭を悩ませていました。なかなか工事ははかどらず、平清盛から何度も工事の速やかな完成を要求する書状が届きました。そんな責任者がある日、
夢の中で、「明日、池の畔をちぎりを持った少女が通るので、その少女を人柱にして堤防の礎にすれば工事は成功する」との神のお告げを受けたそうです。
翌日、お告げのとおり、ちぎりを持った少女が池の畔を通りかかり、その少女は人柱にされてしまいました。
悲しい物語です。
ちぎり神社はこの少女の霊を祀っているとか…。
ちぎり神社にこの物語を書いた額があります。平清盛の名前もありますので、ご興味がある方は是非ご訪問下さい。
ちなみに、額は古そうなので、NHKの大河ドラマの影響では無さそうです。

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